2014年9月25日木曜日

「果糖」にご注意! 中性脂肪増え、肥満招く

食後血糖値を上昇させない甘味料の成分として知られてきた果糖。

最近、果糖のとりすぎに警告をうながす臨床研究が相次いでいる。

果糖の過剰摂取は肥満や脂肪肝の原因になるという。

 果糖のとりすぎは、リスクがあると分かってきた。


帝京大学医学部の山内俊一教授は

「血液中の糖は、エネルギーとして使われる一方、体のたんぱく質と 結びついて

AGEs(終末糖化産物)を作り出し、毛細血管を傷つけるなど“毒性”を持つ。

果糖は体内のたんぱく質と結びつく力が理論上、ブドウ糖の約 100倍であることが

分かってきた」と話す。




専門家は、果糖が肝臓で代謝されるのは、この“毒性”から体を守るためだと考え始めた。


いわゆる砂糖(ショ糖)は、果糖とブドウ糖が半分ずつ。

これに対 し工業的に作られる高果糖のシロップなどを多く含む食品は、とりすぎると

影響が強く出る。

「一つは肝臓で代謝された果糖が中性脂肪を増やし、脂肪肝や肥満 をもたらす点。

また、果糖の一部は血中に流れ出しAGEsとなって『肌のくすみ』など加齢を促進する」

と山内教授。


 ■過去5年ほどで果糖のデメリットが解明

●果糖はブドウ糖よりたんぱく質と約100倍結合しやすく、血液中に存在すると

AGEs(終末糖化たんぱく)を作り出す

→メタボリックシンドロームの悪化、細胞や組織の老化につながる


●そのため人の体は、果糖を肝臓で分解するようになった


→果糖をとっても食後血糖値が上がらないのは、“毒性”から身を守るためだったという説も


●果糖の摂取量が増えると、脂質代謝に異常をきたす

→果糖のとりすぎで肥満や脂肪肝になる


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