2014年6月9日月曜日

美腹は「脂肪」「姿勢」「筋肉」がポイント

「脂肪」

 実は、脂肪も女性にとっては非常に大切。

「体脂肪は女性ホルモンに大きな影響を与えている。脂肪が減りすぎるとホルモンが

出なくなり、月経が止まるこ とも。

当然、不妊の
心配もある」と、京都市立病院で肥満外来を担当する

吉田俊秀医師は警告を発する。

さらに、脂肪には内臓を守り、保温する役割も。

子宮や 卵巣を持つ女性にとっては、お腹の脂肪はことさら大切。

一方で、脂肪が過剰にあっても女性ホルモンが出なくなるという。

だから、お腹の脂肪は、少なすぎもせず、多すぎもせず、うっすらとついているくらいを

目指したい。

「BMIが18.5~25の範囲なら、脂肪量は適切と考えていい」(吉田医師)。

ところが、脂肪の量が適切でも、人によっては垂れたり、ぽっこり突き出て見えたり

することも。

それは、実は姿勢の問題。



「姿勢」
 
理学療法士の田舎中真由美さんは、「今は、脂肪が過剰の人はあまりいない。

姿勢の問題でお腹まわりのシェイプが崩れている人が非常に多い」と話す。


典型的な“崩れた姿勢”は2種類。

猫背でお腹がたるむ姿勢と、逆に腰が反ってお腹を突き出す姿勢。

前者ならわずかな皮下脂肪でも垂れて見えるし、後者では内臓が前にせり出して、

下腹がポッコリ膨らむ。


「筋肉」
 
姿勢が崩れるのは、お腹の筋肉がしっかり働いていないから。

姿勢を支えるのは、背中とお腹まわりの筋肉だが、「姿勢が崩れた体では、

主に背中側の筋肉に 負担が集中し、お腹の筋肉はあまり働かないので、

弱ってペラペラに薄くなる」と田舎中さん。

そうなると、お腹の筋肉は内臓を支えられなくなり、これも内臓 がせり出す原因に。


 そのうえ「弱った筋肉のまわりには、新たに脂肪細胞が生まれる可能性もある」と、

豊橋創造大学大学院の後藤勝正教授は話す。


 美腹には、三つのポイントが大切ですよ。頑張りましょうね。

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